
『Unravel』は2016年に発売されたパズルアクションゲームです。
開発はスウェーデンのゲーム会社Coldwood Interactiveで、本作の各ステージやBGMにも北欧感を覚えます。
タイトル『Unravel』には「解きほぐす」という意味合いがあり、本作は毛糸から生まれた主人公であるヤーニーが、体の糸を駆使しながら壮大な冒険に繰り出すゲームになっています。
本記事では、『Unravel』のゲーム概要や、実際にプレイした筆者が感じた良かった点や気になる点を交えたレビュー、どのような人におすすめのゲームかを書いています。
『Unravel』に少しでも興味のある方、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
ゲーム概要
『Unravel』はパズル・アクションゲームです。
パズルパートとアクションパートの割合はおよそ半分ずつです。
ヤーニーは自分の糸を、時には道、時にはトランポリン、時にはターザンロープのようにして進んでいきます。

パズルの難易度は、易しいものから時間をかけて考えるようなものまで様々です。
糸を結ぶ順番や通る道を間違えると先に進めないことが多々ありますが、基本的に時間制限はないのでゆっくり考えながら進めることができます。
良かった点
キャラクターがかわいらしい
ヤーニーは毛糸から生まれた小さな主人公です。
自分の大きさの何倍もあるオブジェクトを頑張って動かしたり、愛らしく、プレイヤーの心を癒します。

また、言葉こそ発さないものの、うれしい場面で手を突き上げたり、悲しい場面で落ち込んだりと、動作で感情を表しているところにもかわいらしさがあります。
グラフィック
前述の通り、このゲームはスウェーデンで開発されており、ステージのモチーフも北欧になっています。
最近のゲームでグラフィックが良いのは当然になっていますが、主人公が小さく相対的に周りが大きく描かれているため、ただ遠くにある背景というよりも、すぐそこにあるものとして、より近くに北欧感のある自然を感じ取ることができます。

スケール感
先ほどの内容と少し被ってしまいますが、主人公が小さいことによる変わったスケール感も良いものでした。
実際に人間があまり脅威と感じないようなカニや鳥でさえ、小さな主人公には大きな脅威となります。

自分たちが見ているものと異なった視点で描かれる『Unravel』では、非日常感を味わうことができます。
気になる点
ストーリー
『Unravel』には一応ストーリーが存在します。
冒険中に入手できる記憶を通じて、ヤーニーが生まれるきっかけをつくったおばあちゃんの過去を紐解いていくというものですが、言葉や説明が全くないためあまり分かりやすいものではありませんでした。
筆者はパズルをするためにこのゲームを買ったので問題なかったのですが、ストーリーがおまけになってしまっているのはもったいなかった気がします。
リアルさ
これは良かった点と矛盾しているように見えるかもしれませんが、『Unravel』では自然はもちろん、生き物もリアルに描かれています。
前述のカニや鳥なら抵抗はなかったのですが、虫が出てくるステージがあります。
リアルな虫がそこらじゅうに、しかも実際に人間が体感するよりも大きな姿で存在するのは好ましくありませんでした。
どんな人におすすめのゲーム?
以上より、『Unravel』はこんな人におすすめのゲームです。
・かわいいキャラクターや大自然に癒されたい人
・頭を使うゲームをプレイしたい人
・北欧感を体験してみたい人
PS4版の価格は1980円(税込)、Steam版の価格は2000円(税込)です。
また、続編『Unravel Two』との同梱版『Unravel ヤーニーバンドル』も販売されており、そちらの方がお得に購入可能です。
『Unravel』に興味を持った人は、ぜひ購入してプレイしてみてください。
このブログではゲームの紹介やレビュー等を書いていきます。
また、Twitchでゲーム配信もしているので、興味を持ってくれた方は以下よりフォロー、チャンネル登録お願いします。
コメント