『Little Nightmares』は2017年に発売されたアドベンチャーゲームです。
現在ではPS4, Steam, Nintendo Switchと広く展開されており、2020年に続編となる『Little Nightmares Ⅱ』が発売されるとの告知もありました。
追記：『Little Nightmares Ⅱ』はPS4/Switch版が2021年2月10日に、Xbox One/PC版が2021年2月11日に発売されるとの告知がありました。また、2021年内にPS5/XbobxSeriesX向けにも発売予定です。
以下、公式サイトです。
本記事では、『Little Nightmares』のゲーム概要や、実際にプレイした筆者が感じた良かった点や気になる点を交えたレビュー、どのような人におすすめのゲームかを書いています。
『Little Nightmares』に少しでも興味のある方、続編の発売前に前作購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
ゲーム概要
『Little Nightmares』はサスペンスアドベンチャーゲームです。
「サスペンスアドベンチャー」と聞いてもピンとこない方が多いと思いますが、分かりやすく伝えると、ホラー・パズル・アクションの要素で構成されたゲームになっています。
巨大な船モウに囚われた少女「シックス」が謎を解きながら脱出を試みるというストーリーですが、ゲーム中に言葉や文字での説明はありません。
また、ステージは全体的に暗く湿っぽい雰囲気になっており、プレイヤーが操作するシックスはライターの火を頼りに脅威を避けながら進んでいく必要があります。
パズル要素は易しいものから、ほぼアクションで解決するようなものまで様々です。純粋にパズルを楽しみたい方の好みは分かれると思いますが、これは後述します。
良かった点
雰囲気
前述のように、ステージは全体的に暗く湿っぽい雰囲気で描かれています。
ダークファンタジーものほどリアルで凄惨で重苦しい訳ではないですが、そういったものの超入門といった感じでしょうか。
比較的ポップなタッチで暗い雰囲気を表現しているゲームはあまり見たことがなかったため、個人的には新鮮でした。
考察
前述のようにストーリーは用意されていますが、ゲーム中に言語でそれが示されることはありません。
本編5ステージ、DLC3ステージをプレイしてもそのストーリー全てが明かされるわけではないので、プレイヤー間では様々な考察がなされています。
実際にプレイしながら考察をしていくのはもちろん、プレイ後に様々なプレイヤーの考察を見るのは非常に面白かったです。
ゲームの考察が好きな方にはおすすめだと思います。
気になる点
明るさ
良かった点と矛盾するようですが、ステージの暗さが非常に不親切なところがあります。特にDLCのステージはそれが顕著です。
ダークな雰囲気を出すのはいいのですが、暗すぎて進む道を見つけられず、長い時間を費やしてしまうこともありました。
なんでもかんでも暗ければいいという訳でもないので、Ⅱでは適宜改善されることに期待です。
キャラの耐久面
プレイヤーの操作するキャラクターに体力はなく、基本的に敵キャラにつかまったり触れられたりすると一発でゲームオーバーです。また、ある程度の高さから落下したり、扉に挟まれたりしてもゲームオーバーになります。
『Little Nightmares』ではよくアクションが要求されるのですが、そのアクションには結構難しいもの（初見殺し）が多いため、プレイヤーは何度もやり直しを要求されます。
難易度設定はないので、純粋にパズルを楽しみたい人や、トライ&エラーが苦手な人にはあまりおすすめできません。
どんな人におすすめのゲーム？
以上より、『Little Nightmares』はこんな人におすすめのゲームです。
・暗い雰囲気のあるゲームを体験してみたい人
・考察が好きな人
・トライ&エラーが苦ではない人
・続編前に前作をプレイしてゲーム全体の雰囲気を掴んでみたい人
PS4版の価格は2420円（税込）、Steam版の価格は2420円（税込）です。
また、PS4とNintendo Switch向けには、追加DLCが含まれているデラックスエディションが3200円（税抜）で販売されており、そちらの方がお得に購入可能です。
『Little Nightmares』に興味を持った人は、ぜひ購入してプレイしてみてください。
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